ライフログ

第11回献血レポート

第11回献血レポート アイキャッチ
さわ

どうも、さわ(@sawa12mskdr)です。

今回から、献血をもっと知ってほしいという思いと、自分の献血の記録を残しておきたいという思いから

“献血レポート”

を記すことにしました。

タイトルは第11回ですが、記事としては初回という(笑)11回は、今回含めた今までの献血回数です。

献血に興味はあるけど、どんな流れなのか分かんないな…と二の足を踏んでる方に、雰囲気などを知っていただければ幸いです。

この記事は、正確な医療情報を提供するものではありません。
いち個人の体験談としてお楽しみいただき、正確な情報は必ず専門家・専門機関へご確認ください。

スポンサーリンク

献血ルームオープン待ち〜受付

「ラブラッド」アプリで10:00に献血を予約していたので、間に合うように献血ルームへ。

…と思ったら、思ったより早く着いてしまいました。9:40。流石に一番乗り(笑)

順番待ちの椅子が用意されていたので、ありがたく座らせていただきオープンを待ちます。

10:00直前には10人くらいの列になっていて、朝イチ予約組とおぼしき皆さんが集結していました。

時間と共に、先頭で並んでいた私から順次受付開始。

私が今回オープン待ちをするほど(笑)気合い入れて献血ルームへ足を運んだのには理由があります。

それは、骨髄バンクのドナー登録の手続きをするため。

登録することを決めた経緯などはまたいずれ書きたいと思いますが、患者さんの命はもちろんのこと自分の人生にもそれなりに大きな決断でしたので、少しばかり緊張もありつつ揺るがない決意を持って登録に臨みました。

と言っても、手続き自体は普段の献血とそう大きく変わるわけでもなく。

受付でドナー登録希望の旨を伝え、申込書を書く。

あとは献血の際の検査採血をドナー登録に必要な採血と兼ねているということなので、いつもの献血と同じ流れを辿るだけ。

ただし、私は400ml献血なので、普段は指で献血前の検査をしています。

チェック!
9月1日から採血前検査方法が変更になります | 日本赤十字社
9月1日から採血前検査方法が変更になります | 日本赤十字社

今回は従来の検査方法と同じく、献血する腕と逆の腕で検査採血をする必要があります。

今回はこの採血で一波乱が…。

問診

受付を終え、問診へ。

先生に「ドナー登録の申し込みありがとう」とお礼を言われつつ、

お医者さん
お医者さん

知人が実際に骨髄提供したんだけど、腰骨に針を刺すからやっぱり結構痛いみたいだよ

お医者さん
お医者さん

もちろん全身麻酔かけるけどね、その分体には負担かかっちゃうから大変

と、結構脅してきました(笑)

先生自身も「せっかく登録してくれるっていうのに今から脅しちゃダメかw」と笑っておられました。

私としては、もしかしたら気軽な気持ちで登録しようとしていないか、きちんとした意思や覚悟があるのかの試金石かもしれないな、と思いながら聴いていました。もちろん、シンプルに知人の経験談をお伝えしてくださっただけかもしれませんが。

本当に骨髄提供の要請があった際、ドナーに日和られてしまったら患者さんの命を繋ぐ希望を消してしまうことになってしまいますから。

私も、骨髄バンクのwebサイトはきっちり目を通し、他にも情報収集した上で今回の登録に踏み切っているので、腰骨痛くなる場合があるのは覚悟の上です。全身麻酔は正直未知ですが、そこは医療を信じてお任せいたしますよ、ということで。

スポンサーリンク

てんやわんやの検査採血

問診も血圧測定もつつがなく終わり、いよいよ問題の検査採血へ。

一体何が問題なのかと申しますと、私は信じられないほど“血管が見つからない”体質なのです。

両腕合わせて、高確率で見つけられる血管が1本しかありません。

献血はもちろんそこで取りますし、健康診断の検査採血もそこで取る、ある意味虎の子の1本。

先にも述べましたが近年の400ml献血の検査は指で行うため、ここ数年はスムーズに献血できていました。

何せ、血管が見つからないだけで血液の比重は問題ないので。

しかし今回は、献血する血管とは別のもう1か所で検査採血をしなければなりません。

かつて“血管が見つからなさすぎて検査採血ができない”を理由に献血ができなかった経験の持ち主 さわ 氏、果たして今回は無事採血できるのか…?

採血するスタッフさんが私の腕を指でもちもちと押しながら血管を探していきます。

看護師さん
看護師さん

うーんないなぁ…

もちもちもちもち

看護師さん
看護師さん

どうしよう、見つからない…

もちもちもちもち

看護師さん
看護師さん

あ、ここいけるかな?

アルコール綿で消毒し、採血の構え

看護師さん
看護師さん

…あれ、いなくなっちゃった…

もちもちもちもちもちもちもちもち

そう、我ながら厄介なことに、消毒をする一瞬でわずかに感じられていた血管の気配が消えてしまうようなのです。

駆血帯でぎゅうぎゅうに縛られ、毒々しいくらいの色に変色した腕。されど血管は見つからず。

正直、穿刺よりはるかに痛いよ駆血帯。(笑)

結局、3人がかりで腕をもちもち押しまくり何とか採血に至りました。

針を刺した後、無事シリンジに血液が流れてきた時のスタッフさん方の安堵の表情たるや…。

献血という名のボランティアに来たはずが、逆にトンデモお手間をかけさせて申し訳ない…。

今後は400ml献血の指検査だけだから大丈夫だと信じたい。うん、信じたい!!

やっと献血、まだ一悶着

スタッフさんを騒然とさせた検査採血が終わり、献血の順番が来るまで温かい飲み物をもらって待合室で待ちます…

が。

最近の献血は多くが予約なのでかなりスムーズ、しかも今回は朝イチに来ていることもあり、自販機でココアをもらっている間に献血ベッドへのお呼び出しをいただきましたw

ココアをベッドテーブルに置き、ベッドへ上がって腕を出します。

こっちの腕は虎の子の1か所、すぐに針が刺せるはず。

看護師さん
看護師さん

…ごめんなさいね、どの辺りにあります?

oh…寒い時期に起こりがちな、“全ての血管がステルスを発動する”状態になってしまっていたようで…

腰にカイロ貼って身体が冷えないように工夫はしてみたものの、残念ながらあまり効果はなかった模様。

採血での刺し直し発生率約5割の私でも、献血の針はそれなりに太いし、平気とはいえ採血の細い針よりは痛みもあるので、ここは1回で決めたい。

またこれは採血全般に言えることですが、1度肌に刺した針は例え自分自身と言えども、もう一度使用することは絶対にできないため、余計なコストをおかけしてしまい申し訳ないの極みなのです。

何とか余計なお手間とコストをかけることなく献血を!と思い、渾身の力で手をグーパーグーパーしていると、私の執念が腕に伝わったのか血管が見つかったらしく、消毒から一気に穿刺!

看護師さん
看護師さん

やったー!ちゃんと刺さってよかったー!!

…いや本当に申し訳ない…。寒い時期は献血者が減ると聞いているのでなるべく来るようにしているけど、今後は冬以外の時期で協力要請に応えるようにした方が良いか、検討するべきだな…。

そして今までの騒ぎは何だったのかと思えるくらい、献血自体は超スムーズに終わりました。せめてもの救い。

献血後のお楽しみ&しっかり休憩

第11回献血で頂いたグッズ

待合室に戻り、まずは終了の手続き。

書類バッグを返却し、体調を確認。そしていつもの、当日の注意事項や万が一献血提供を取りやめる際の連絡先等々の案内用紙一式。毎回のことと思わず、逐一確認しておきましょう。

続いて、献血後のお楽しみコーナー(と、私は勝手に呼んでますw)

アイス自販機用のコイン or ミンティア or ブルボン 濃厚チョコブラウニー を選べたので、今回はブラウニーを頂戴しました。

さらに、キャンペーンで卓上カレンダーとお米もGET。いろいろ助かります。

また、献血のポイントが貯まっていたので献血カード型のアクリルキーホルダーをもらいました。

献血カード型アクリルキーホルダー
献血カード型キーホルダー。こういうモチーフもの大好き さわ氏

カバンに付けて、歩く献血広報を勝手に実施します(笑)

尚、献血”手帳”のアクリルキーホルダーもあるので世代の方はぜひ。

お楽しみタイムも終わり、帰る前に少し休憩。

毎回、自分の安全のためにしっかり休んでから帰るわけですが、20代の頃は体感としては休まなくても全然平気で、”万が一のことがないように念のため”休んで帰るという感覚でした。

30代に入ってからは、”きちんと休んでから動かないと、絶対身体に負担かかるな”という実感があります。

ごくごくわずかに疲れというか眠気というか、1回休め!という指令が身体から出ているというか。

ほんのりと歳を感じつつ、先ほどもらった案内用紙に入ってた献血が使用される研究の一覧を眺めながら2杯目のココアを頂きつつ身体を休めました。

自分は学術研究には縁がありませんが、微力ながら有志の方のお役に立てるなら幸いです。

おわりに

今回は献血に加え骨髄バンクドナー登録の申し込みというミッションも携えて献血ルームに行きましたが、スタッフさんにトンデモお手間をかけることになってしまいました…。

次回以降は指での検査だし大丈夫なはず!と、これに懲りずに献血を続けていきます!!

(時期だけはちょっと検討しますw)

スポンサーリンク

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT ME
さわ
さわ
記事URLをコピーしました