徒然

平成元年生まれが個人的に振り返る、平成の懐かしいもの【ケータイ編】

さわ

どうも、初めてのケータイはDDIポケットのPHSだったさわ(@sawa12mskdr)です。

DDIポケットとPHSが通じる人、どれだけいるやら…w

個人的「平成の懐かしいもの」シリーズ、今回は「ケータイ編」です。

もうさ、「ケータイ」っていう表現自体が懐かしいというか。今は「スマホ」か「ガラケー」ですもんね。

現在は生活必需品となっているスマホですが、つい10年くらい前はガラケー全盛だったし、20年くらい前がケータイの普及し始めくらいなんですよ。

たった30年ほどで、爆発的な普及と進化を遂げてきたケータイ。

そのスピードに瞬く間に埋もれて行った、懐かしのキーワードを振り返ります。

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写メール

ケータイで撮った写真をメールに添付して送れるサービスの名前。

今やスマホだろうがガラケーだろうが、カメラなど標準機能と化しておりますが、当時は画期的だったんだ!

「電話」で写真を撮って、それをそのまま別の端末に送れるんだよ!!すごくない!?

撮った写真をメール添付する予定もないのに、ケータイで写真を撮る行為のことを「写メる」と言ったりしてた気がする。

なお、写メールはJ-PHONEの登録商標。

もはやJ-PHONEも分かんないよなあ…ソフトバンクの前身(ボーダフォン)の前身。

「J-PHONEはiPhoneのパクリ」と思っている若い子がいるとかいないとか…(゚д゚)

KDD・DDI・IDO

アルファベットの並びからお察しですが、KDDIの前身3社です。IDOのOはどこかに埋もれたw

前出のJ-PHONE→ボーダフォン(現ソフトバンク)もそうですが、買収やら合併やらの大人の事情により、社名変更が多かったんですねぇ…

Tu-Ka(ツーカー)

かつて存在したケータイの通信事業者。KDDIに吸収合併されているので、現auって言っていいのかな?

後述する「骨伝導ケータイ」とか、電話とメールだけのシンプルな機能のケータイとか、多機能化競争が激しかった当時のケータイ業界の中で割と独自路線を走っていた気がします。

128文字

無料で受信できるEメールの文字数。これ以上長いメールは受信料がかかりました。

通信料定額、しかもギガ単位が常識となった今では信じられないけど、メールを受信するのにお金がかかった(厳密には従量課金制だった)時代があったんですよ…

なお、128文字は半角カウントなので、全角だと64文字。Twitterの半分以下w

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パケット

通信量の単位。1パケット=128byte。

上の受信料の話で行くと、メール1通につき1パケット分は受信料無料だったということですね。

私は昔からPCユーザーでbyte計算に慣れていたため、「パケットって何よ分かりづらい」と、ずーっと思ってたw

一時期はパケット定額サービスが主流の時代がありましたね。今やギガホーダイですが。

ちなみに、1GB=8388608パケットです。なんのこっちゃ。

docomoのwebサイトには、何の名残かパケット・バイト換算ができるページが現存します。

テレビ機能付きケータイ

え、ワンセグやフルセグのことじゃないの?と思うかもしれませんが、違います。

アナログ放送対応のケータイです(笑)

これも、発売当時は画期的だったよ!とうとうケータイでテレビも見られるのか!何でもできるなケータイ!って思ってました。

あっという間にワンセグになり、あまつさえアナログ放送自体が終了しちゃったけど(笑)

メールの関西弁変換・赤ちゃん語変換

USO!?ジャパンでそんなのやってたなーと思い出したので。

私は使ったことないし、半分都市伝説じゃないかと思って聞いていた話。

メールアドレスの、「ne.jp」部分を「ne3.jp」にすると、相手に関西弁でメールが届くってやつ。

あれ、ちゃんとサービスとしてあったのですね…

骨伝導

Tu-Kaが販売した、骨に振動を伝えて音を聞き取るケータイ。

初めてCM見たときは、なかなか衝撃的だったなぁ…耳に当てなくても話せるのか!でも、骨伝導で話している見た目はちょっと面白いことになってるwという感想。

残念ながら、身近に使ってる人は見かけませんでしたが…。

当時のプレスリリースらしきものを見つけたので、こちらも合わせてどうぞ。

話せりゃええやん

こちらもTu-Kaから。

着うた、デコメ、インターネット、カメラ、テレビ…などなど、多機能化競争が激しくなる当時の風潮へのアンチテーゼのように、「電話とメールだけのシンプルなケータイ」を販売したTu-Ka。

その時のCMで、松本人志さんが「話せりゃええやん」というシーンがありまして、なかなかに印象深かったです。

…私個人は、既に多機能化したケータイに飼いならされていたので、「ごもっともだけど、カメラ機能だけはもう手放せない!」って思ってました(笑)

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逆パカ

そう言えば、スマホ時代の今ではあり得ないよなーと思ったので記載。

折りたたみケータイが主流だった時代には、本来折り畳む方向と逆方向に力を加え、ケータイを壊してしまうことを「逆パカ」と呼んでおりました。

ケータイ使いすぎて親に激怒されて…とか、恋人とケンカして腹いせに…とかが、よく聞く逆パカの理由だったような。

意図的に物を壊すこと自体が暴挙ですが、当時は機種料金0円で新規契約できる、いわゆる「0円新規」が主流だったので、契約へのハードルが低かったことも逆パカが安易にできた理由…だったのか?知らんけどw

逆パカは関係ありませんが、0円新規のせいか、やたら電話番号が変わる人、一時期いましたよね…(当時はNMPがなかった)

パケ死

パケット定額制が普及する前、メールのしすぎやネットに繋ぎすぎて月額請求料金が2万3万と超高額になってしまう現象のこと。

聞いた話では、子どもがケータイ使いすぎて10万も請求が来てしまった…という恐ろしい事例もあるのだとか。

当時、何をそんなに使っていたのでしょうね…動画なんてケータイで見られるようなシロモノではなかったし…写メの送りすぎなのか、長文メールのやりすぎか、ケータイ小説の読みすぎか…???

現代における類語は「ギガ難民」でしょうか。

まぁ追加でギガを購入しない限りは、月末に低速度で悶え苦しむ程度で済みますけどね。Wi-Fiに繋ぐっていう選択肢もあるし。いい時代だなぁ(笑)

ケータイ・PHS 11ケタ

ケータイ番号といえば11ケタですが、昔はそうでもなかったようで。

思い返せば、遠い記憶に「ケータイ PHS 11ケタ〜♪」って歌っていたウサギのキャラクターがいたような気がしますw

かつてはケータイは「090」、PHSは「070」でしたが、今は番号が足りなすぎて「070」もケータイが占拠していますね。

おまけ:ショルダーフォン&自動車電話

「ケータイ」が普及する、さらにその前。持ち運びできる電話は、肩にかけてました。

その名も、ショルダーバッグならぬ、「ショルダーフォン」。

想像するに、ショルダーフォンを肩にかけて歩く姿はあまりにも目立ちすぎるので、どんな方々が使用していたのかとても気になります…

また、自動車に搭載して車の中から電話ができる「自動車電話」。

これは…なぜか祖父が持ってた!車に積んでました!!

昔からデジタルガジェット好きな私、意味もなく車から家に電話させてもらった覚えがあります(笑)

祖父もデジタルガジェットは常に最新のものを持っていた人でした。地デジ放送始まる前から地デジ対応テレビに買い替えたりとかw

今思うと、間違いなく隔世遺伝だよなぁ(笑)

おわりに

冒頭でも書きましたが、この30年でものすごい進化しましたね、ケータイ。

次の時代には、どんな変化を遂げていくのか楽しみですw

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