推しと自分を守るために考えたい、SNSへの動画・画像投稿と著作権

ヲタ活日記
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(2019/11/03追記)

TPP施行に伴う著作権侵害の一部非親告罪化等、一部追記しました。

その結果、書いた本人が全文読むのに時間かかるくらい長くなってしまいました。

要点だけをパパッと把握したい方は、目次から「SNS、やっていいこと悪いことまとめ」に飛んでください。

どうも、Twitter歴10年のツイ廃、さわ(@sawa12mskdr)です。

嵐ファンのみなさまを中心に、同じ趣味の方々と繋がれるので非常に便利ですし、楽しくやり取りもさせていただいています。

そのタイムライン上で見かける、テレビ画面のキャプチャ画像雑誌の記事の写真テレビ番組の一部を抜き出した動画TVCMをスマホで動画撮影したもの、などなど…

投稿している人はおそらく、「これ良い!」と思った場面や記事を他の人に知ってもらいたくて投稿されていたり、推しを応援するつもりで投稿されていたりすると思います。

私も自分の知らないものを見つけたりすると、つい興味を惹かれて「いいね!」をつけたくなったり、リツイートしたくなったりする(というか、以前はしてた)のですが…

その画像や動画、本当にSNSに上がってて良いものだっけ?

自分が投稿しようとしているツイートについても、

私が投稿しようとしている画像や動画、SNSに上げても大丈夫?

ということを考えるようにしています。

なぜなら、推しを応援しているつもりで、推しの活動を妨害しているかもしれないから。

さらには、悪意なきままに不法行為を行ってる、なんて可能性もあるのです。法律違反となると、「そんなの知らなかったし…」じゃ済まなくなってしまいます。

そこで、推しの活動を正しく応援するために、ひいては自分の身を守るために、SNSへの画像・動画投稿のルールについて調べてみました。

※ここではSNSと書いていますが、ブログや普通のwebサイトでも同じです。要は「インターネット上での利用ルール」とお捉えください

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著作権侵害するとどうなるの?

まずは、著作権侵害するとどうなるのか、流れの一例を紹介します。

著作権を侵害している行為(画像や動画の転載など)を止めるよう、著作権者から連絡が来る

それに応じなかった場合、民事裁判で争われる

損害賠償が発生したり、場合によっては懲役刑や罰金刑が課される

実際に、市販DVDの内容をYou Tubeなどに流して逮捕された、なんていう例もあります。

著作権侵害は、私たちが考えている以上に重い罪なのです。

著作権侵害は、被害者(著作権者)が訴えを起こすことで成立する親告罪。

推しから訴えられる覚悟、ありますか?

2018年12月30日に施行されたTPPにより、著作権侵害について一部非親告罪化(著作権者の訴えなしで公訴提起できる)されています。

どんな行動が著作権の侵害になるの?

具体的に、どんなことをすると著作権の侵害になるのかまとめました。

テレビ番組は動画・画像どちらも載せちゃダメ

YouTubeなどで、テレビ番組の動画を丸々載せ、その後テレビ局から削除申し立てを受けている光景は割とよく見ますが、例え番組の一部分だけでも、抜き出してSNSに投稿するのは著作権の侵害に当たるそうです。

また、動画・写真問わずテレビ画面をスマホで撮ってSNSに載せるのも、同じく著作権の侵害になります。CMもまた然り、です。

テレビで推しが活躍してると、つい写真撮って「カッコいい♡」って呟きたくなるけど、それはダメってことですね(´・ω・`)

「ほんの数秒、この部分だけだから…」なんてアップしていると、その番組を作っているテレビ局に悪影響を与え、最終的に「番組自体が作れなくなる」なんてことにもなりかねません。

そしたら、推しの活躍をテレビで見ることすらできなくなります。応援のつもりが、本末転倒もいいところですね。

思いの丈は、

「推しが景色を眺める後ろ姿が麗しすぎる…!!」

みたく頑張って言葉で表現しましょう(笑)

最近では、テレビ番組や企業の公式アカウントで、番組の予告やCMを公式に公開することも多くなってきています。

こちらは心おきなくリツートやシェアするなどして拡散してOK!むしろ、推せるものはどんどん拡散しましょう(`・ω・´)

DVD・Blu-rayの内容も当然アウト

テレビ番組と同様、ドラマやコンサート等のDVD・Blu-rayの内容をSNSにアップするのもアウトです。

そもそも、販売されてるDVDやBlu-rayはコピーガードかかってるものがほとんどで、コピーガード外して複製すると、例えSNSに公開せず個人的な利用にとどまったとしても、著作権の侵害に当たるので注意です。

だって…そんなことしたら、DVD売れなくなっちゃうもの。売り上げがなければ、最終的には推しが活動できなくなってしまう…(´・ω・`)

これも、例え一部分だったとしても×。感動の共有は言葉で。または、SNSを飛び出して、DVD鑑賞オフ会で盛り上がりましょう!!

なお、DVD・Blu-rayの内容をSNSにアップする行為は、前述した「著作権の非親告罪化」の要件にもっとも該当しやすい行為と考えられます。

たとえ、「もっと推しを知ってもらいたいから」という思いでやっているとしても、著作権の侵害行為には変わりありません。

悪意がなくても犯罪として裁かれてしまう行為であることを認識し、即刻やめましょう。

いいねやリツイートももちろんダメです。気をつけて!!

雑誌の記事や写真も、SNSに載せると著作権の侵害

「このインタビューの、ここが良かった!」ってことで、雑誌の記事の一部をアップしたり、「このショット好き♡」と、雑誌のグラビアの1ページまたは一部分をアップしたり…というのは、よく見かけますよね。というか、もはや当たり前に行われている節もありますが。

しかしこれも著作権の侵害に当たってしまうので、感動を伝えたいのであれば

「貴族然とした推しのグラビア、マジ神だわ…」

などと言葉で表現するのが良いでしょう。上記の例はだいぶ頭悪いですが(苦笑)

現在発売されていないような、過去の雑誌についても同様です。

自分がファンになる前のインタビュー記事や写真をタイムライン等で見かけると、つい画像クリックして詳細を見たくなってしまうのがオタク心…

しかし、本来SNSに上がっていてはいけないものは、そっとスルーしましょう。

また、雑誌の表紙等を加工して、スマホの壁紙等として画像を配布しているアカウントがありますが。

これもまた著作権の侵害です。(無断加工や複製)

個人で楽しむ範疇では問題ありませんが、SNSで不特定多数の人に配ってしまうことが問題です。

どんなに素敵だなと思っても、これまたスルーしましょう。

webサイト内の画像を勝手に使ってはいけません

webサイトには写真だけでなく、サイトタイトルロゴやバナーなど、様々な画像が掲載されています。

これらの画像を自分のスマホに保存してSNSに投稿してる人、無断転載です。

だいたいのwebサイトには「利用規約」やそれに準ずるページがあり、その中に「サイトの中身の無断転載禁止」的なことが書かれているはずです。

ちなみに、こんな個人サイトでも一応用意しています。→ 免責事項

規約は読みましょう。

「拾い画」は「画像泥棒」と宣言しているのと同じ

これは有名人の画像に限った話ではありませんが、よく「拾い画です」というコメントと共に投稿されている画像があります。

恐らく、ネット上にある出典がわからない画像を転載しているのだと推測しますけど…きっぱり申し上げます。

画像泥棒です。

稀に著作権フリーの画像や動画もありますが、「著作権フリー」と明記されていない限り、基本的にはどの画像や動画にも、撮影した人の著作権が存在します。

それを権利者に許可を取らずSNSに投稿するのは、無断転載以外の何物でもありません。

そもそも、出典が分からないような不確かな情報を投稿するのは、デマ拡散の原因にもなりますよ?

撮影現場に偶然居合わせ、その時思わず撮った芸能人の写真は?

こちらは、著作権とは少し違う話になります。

先日、テレビ番組のロケ現場に居合わせた一般の方が出演者をスマホで撮り、その写真をTwitterにアップしているのを見かけましたが…

本人から撮影許可及びSNSへの公開許可をもらってなければ、肖像権の侵害にあたります。

さらに、相手が芸能人なので、パブリシティ権の侵害にもなります。

まぁ、権利の侵害うんぬんの前に…人を無許可で撮影してSNSで公開するってのはモラルの面から疑問ではありますが。

もし、自分が知らないうちに写真撮られてSNSで公開されてたら恐怖でしょ?

芸能人だって一緒ですよ。有名税などありません。「撮っていいよ」「SNSで載せていいよ」と許可が取れないのであれば、控えましょう。

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おまけ:SNS公開は「個人的利用」ではなく「不特定多数への公開」

ここまで、SNSに公開しちゃダメ!という事例を上げてきました。

実は、雑誌やテレビ番組を写真に撮ったり、録画すること自体は「個人的な利用」なら問題ありません。

例えば、雑誌のグラビアを写真に撮ってそれを待ち受けにしていても、自分だけで楽しんでるのであれば全然OKってことです。

SNS利用でよくある勘違いとして、「自分の投稿は、自分をフォローしている人しか見てないんだから、個人的な利用の範囲じゃないの?」というのがあります。

SNSの投稿は、見ようと思えば全世界中の人が見られるので、「個人的な利用」ではなく不特定多数の人へ画像や動画をばらまいているのと同じ。

非公開アカウント(鍵アカ)であっても同様です。「個人的な利用」とは認められないので注意しましょう。

SNS、やっていいこと悪いことまとめ

ここまで長々書きましたが、SNSでやって良いこと、悪いことをざっくりまとめました。

SNS投稿でやって良いこと
  • SNSの公式機能を利用した、公式アカウントの拡散(リツイート、引用リツイート、シェア等)
  • 作品やテレビ番組等の感想を文章で述べること
SNS投稿でやってはいけないこと
  • テレビ番組のキャプチャ画像や動画を投稿すること
  • CD音源やDVD,Blu-rayの動画全てまたは一部を投稿すること
  • 公式アカウントの画像を一旦自分の端末に保存し、それを改めて投稿すること
  • 自分に著作権のない画像を投稿すること(いわゆる拾い画)
  • 雑誌の表紙等、著作権のある写真を加工して配布すること(加工画)
  • 上記に該当する投稿を拡散(リツイート、引用リツイート、シェア等)すること
  • 誹謗中傷
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おわりに

SNSの利用と著作権について、実は私自身まだまだよく理解できてないことだらけなんです。

なので間違っている事を書いていたり、追加の情報があったらぜひ教えていただけたら嬉しいです。

間違いの指摘は、できればやんわりお願いします…お豆腐メンタルなので(笑)

推しにエゴサされたとしても恥ずかしくないSNSライフを送りたいものですねw

参考文献

結構真面目に調べました(笑)

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