日本に住む人が入れておきたい防災アプリ3つ+α

どうも、さわ(@sawa12mskdr)です。
今回は、自然災害が多い日本に暮らす私たちが入れておきたい防災アプリを紹介します。
災害の危機が迫る時にはいち早く防災・避難情報を届けてくれ、災害発生時には信頼できる情報源となります。また、日常の備えとしても非常に役立つものです。
この記事では私 さわ が実際にアプリを使ってみて良かった!と感じたものを紹介しているので、もし「このアプリもおすすめだよ!!」などありましたら、ぜひ教えていただけますと嬉しいです!
Yahoo! 防災速報
みなさんお馴染みYahoo! JAPANが提供する防災アプリ。
災害発生状況のクチコミ機能や防災マップなど、いざという時に力を発揮する機能が充実しています。
災害発生状況の口コミを投稿・閲覧できる
アプリ内の災害マップを開くと、現在地の災害発生状況を見ることができます。

さらに、マップの中の吹き出しマークをタップすると、現地の状況についての口コミを見ることができるのです!(平常時はクチコミ投稿できません)
マスメディアでは市町村単位の広域な情報がほとんどで、より細かい地点の情報まで知ることは困難。
しかしその場にいる人が情報を共有することで、「あの避難所は既に満員だな」や、「避難するのに、このルートは危険なので別の道を使おう」など、危険を回避する手立てを増やすことができます。
なお、右上の「災害状況・コメント」を「ライフライン」に切り替えると、各種ライフラインの稼働状況に対するクチコミも確認できます。
現在地の避難所マップが見られる
アプリ内の「防災手帳→避難場所リスト」から、現在地の避難場所マップを見ることができます。

さらに、地震や洪水等、災害別に避難場所を表示することも可能です。

万が一外出先で被災した場合でもすぐに避難場所を探せるのでとても心強い。
余談ですが、私の住む地域で「洪水」にしぼって避難場所を表示させたところ…場所アイコンが消えました(苦笑)
盆地の底なので、洪水が起きると一帯が沈み逃げ場がないという。。。
一番近い洪水対応の避難場所、6km先ですって…
その他
そのほかの機能として、
- 災害発生時のプッシュ通知
- 日頃の防災についてのコラム
- 災害発生時の行動指南
など、平常時・緊急時問わず使える機能がつまっています。
もし、どの防災アプリを入れれば良いか迷っているのであれば、この「Yahoo! 防災速報」アプリを入れておけば間違いないと思っています。
特務機関NERV防災
東日本大震災以降、Twitterではフォロー必須の防災アカウントである特務機関NERV(@UN_NERV)。
そのアプリ版が、2019年9月1日にリリースされました。
このアプリの最大の特徴は、 災害情報が視覚的・聴覚的に分かりやすい こと。
例えば、地震であればこんな感じ。

文字は大きく、震度階級の色分けも見やすいです。
また、ファーストビューで「震源地・最大震度・マグニチュード・津波の警戒度」が、文字でもビジュアルでも認識しやすく感じます。
さらに右上のスピーカーマークを押すと災害情報を読み上げてくれるので、聴覚情報としても認識することができ、ユニバーサルデザインを意識した作りであるのが分かりますね。
現在地の事細かな情報よりも、まずはマスメディアと同等程度の災害情報をいち早く入手したい、という場合にはこのNERV防災アプリが一番だと思います。
NERV防災アプリは全ての機能を無料で利用することができますが、運営・開発支援のための「サポーターズクラブ」を開設し、会員を募集しています。
特務機関NERV防災の取り組みを応援したい!という方は、サポーターズクラブに入会してみてはいかがでしょうか。
東京都防災
“東京都”が提供する防災アプリ。
行政が提供しているとは思えないほど(失礼)多機能・高機能です。
一部の機能は東京都にいる人しか使えませんが、基本的には日本全国に住む全ての人が入れておいて損はないアプリだと思います。
防災ブックや防災マンガを読める
日本全国に住む全ての人が入れておいて損がない最大の理由が、この防災ブック・防災マンガを読めること。
災害発生時のシミュレーションから日頃備えておくこと、被災後に受けられる支援や緊急時の応急処置、さらには非常時に使える英・中・韓・日の4か国語会話集まで、防災…というか、「生きる上で必要な情報」が詰まってます。
情報の質も量も大変充実しているので、本を読み進めるような感覚で日頃からコツコツと読み進めておくと良いかと。
また、学んだ知識を確認する○×クイズや災害シュミレーションクイズなどもついているので、遊びながら楽しく知識を身につけることができます。
防災マップが充実(東京都のみ)
他のアプリにも防災マップはありますが、東京都防災のアプリでは電波が入らない時でも使える「オフラインマップ」や、東京都内の災害危険度が分かる「総合危険度マップ」など、より便利なマップが利用可能。
また、オンラインマップでは避難場所の他に災害時帰宅支援ステーションや災害時給水ステーションの表示もあり、避難のみならず帰宅支援の情報も網羅しています。
その他
日常の防災知識から災害時の帰宅支援・避難まで、本当に内容が充実しています。
が、逆に機能が多すぎて少々とっ散らかってる印象。デフォルトのトップページメニューが尋常じゃなく多いとか。(自分好みにカスタマイズはできます)
また、先述のように防災マップは東京都内でしか使えないので、「防災知識のためだけにアプリを入れるのはちょっと…」という場合には、紙媒体(またはKindle)の「東京防災」がオススメ。
2025/01/02追記:
現在は紙媒体やKindleでの提供は無く、アプリ版のみのようです。
おまけ:TEPCO速報(東京電力管内)
停電情報が分かるアプリ、TEPCO速報。東京電力管内だけなのでおまけ枠。
停電が発生すると、東電の停電情報のwebサイトにアクセスが集中し、ほぼ毎回繋がらないまたは檄重、という経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。
しかし、このTEPCO速報アプリでは、表示遅滞なく非常にスムーズに停電情報を確認できました。(2021年2月13日、東北地方最大震度6強の地震時に確認)
その他、地震情報や防災マップ、雨雲レーダー等、ひと通りの防災アプリ機能を搭載しているので、東京電力管内の人はこのアプリ1つ入れておくだけでも良いかもしれませんね。
おわりに
もしもの時に助けとなるだけでなく、日々の備えとしても役立つ防災アプリ。
自分にとって使いやすいアプリを見つけて備えましょう!!